初めに
この記事では基本的な株の知識について作成しております
この記事1つで基本的な知識を得て今後に役立てて下さい
ブックマークをしていつでも読み返せるようお願いいたします
株とは
株式会社が資金を集めるために発行する証明書です
株式会社は事業を始めるための資金を投資家たちから募り
投資家たちに「株式」という証明書を渡すという認識です
ですが株主には「出資額が全く返ってこないリスクがある」ということを頭に入れておきましょう
株主になる4つのメリット
株に投資するメリットです
1.株主総会に参加できるメリット
株主総会とは会社の基本的な方針や経営に関わる重要な事項を決定する最高機関
- 保有株数が多いほど議決権も大きい
- 出資額以上の責任を負う必要はない
- 手土産を用意している企業もある
2.配当金を受け取れるメリット
株を所有することで数に応じで配当金を受け取れます
- これが1番重要
- 株取引で儲けるために重要なポイント
- 高配当銘柄の水準は4%
- 平均は年間で1.6%
3.株を売ることができるメリット
株が上がればの売却(キャピタルゲイン)で利益が得られる
- 配当金と同じくらい重要
- 買った価格よりも高い価格で他の人に売れば儲けが出る
- 多額の資金を失うこともある
4.株主優待をもらえるメリット
株主優待として「自社製品」や「自社商品割引券」などが貰えます
- 会社によって提供される商品やサービスはさまざま
- よく利用する商品・サービスを狙う
株式の9つの種類
会社法108条1項に定められている9つの種類です
1.剰余金の配当
配当金の支払いについて特別な扱いをすることができる株式です
ほかの株主より、有利にしたり、不利にしたりすることができます
金銭的な面で優遇したい場合に便利です
2.残余財産の分配
会社が解散(倒産)したあとに残った財産です
残余財産は株主のものなので株主に分配されます
分配の方法や金額などについて特別な扱いをすることができます
3.議決権の制限
株主総会の議決に参加する権利です
議決権を行使できる事項が限られる株式です
4.譲渡制限
会社の承認がないと第三者に譲渡できないというものです
多くの中小企業は譲渡制限をしています
5.取得請求権
株主が会社に買い取りを求めた場合必ず買い取らなければならないという株式です
株主が売りたいときに売れるので投資のハードルが下がることもあります
6.取得条項
ある事象が起こった場合などあらかじめ定めた一定の事由が生じたことを条件として強制的に会社に買い取られる株式です
普通株式や他の種類株式などと定めておけば株主の持つ株式の種類を転換することができます。
7.全部取得条項
取得条項と似ていますが
こちらは株主総会の特別決議(3分の2以上の賛成)によって強制的に会社に買い取られる株式です
スクイーズアウト(少数株主の排除)や100%減資(株主の交代)
敵対的買収の防衛策などに活用できます
8.拒否権(黄金株)
株主総会や取締役会の決議のうち
一定のものについて拒否することができる株式です
拒否できるだけであり自由に決められるわけではありません
9.役員選任権
取締役や監査役をこの種類株式を持っている株主だけで選ぶことができます
非公開会社(株式の全部に譲渡制限が付されている会社)しか
この種類株式を発行することができません
証券会社の商品の主な5種類
国内上場株式
内国株とも呼ばれ国内に本社があり国内の証券取引所に上場している株式
単元未満株、日経225先物、日経オプション、TOPIX先物、投資信託、国内債券など
東京証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所の4つの取引所があります
外国株式
米国株や中国株など
海外(外国籍)の企業が発行する株式をいいます
外国株式を取引するにあたっては、証券会社に「外国証券取引口座」を開設する必要があります
FX
ある国の通貨を別の国の通貨に交換すること
レートの変動により利益を得る可能性があること
また2国間の金利差により毎日利益を得られる可能性があることです
債券
株式や投資信託などに比べて安全性の高い投資商品と言えま
国や地方公共団体などが一般の投資家から借り入れを行う目的で発行され
満期まで待てばお金が戻ってき尚且つ利子も得られます
投資信託
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ
運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品です
その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です
証券会社の選び方
証券会社は大きく分けて対面証券とネット証券の2つがあります
対面証券 | ネット証券 | |
店舗 | 実店舗 | インターネット上 |
取引方法 | 顧客窓口や電話 | インターネット上 |
手数料 | 1回の取引にかかる手数料は 数百円~数千円 | 1回取引にかかる手数料は 数十円程度 |
メリット | 営業担当者を通じて 株式などの取引を行なえる | 無料で利用できる情報ツールや 金融商品を比較できるツールなどの 幅広いサービスが充実 |
証券会社の選び方のコツ
- 信頼性
- 対面かインターネットか
- 取り扱い商品数
- 手数料などの取引コスト
- 情報の量やツールの使いやすさ
- サポート体制
- キャンペーン
証券会社の開設方法
証券会社の店舗の窓口で口座開設をする場合と
スマホやパソコンを使ってネットで口座開設をする場合に分かれます
ネット証券の場合はネットでの口座開設のみになります
口座開設の流れ
- 公式サイトに移動する
- 申し込みフォームに必要事項を入力する
- 本人確認(KYC)を完了する
- 審査結果を待つ(目安は2.3日程度)
口座開設に必要なもの
- 顔写真付き身分証明書
- マイナンバー確認書類
- 銀行口座番号