初めに
この記事では基本的なFXの知識について作成しております
この記事1つで基本的な知識を得て今後に役立てて下さい
ブックマークをしていつでも読み返せるようお願いいたします
FXとは
Foreign Exchange(外国為替)の略で国の通貨を別の国の通貨に交換することを意味しています
- 金融商品取引法に守られた金融商品
- 2カ国の通貨をセットにして取引
- 得られる利益は2種類
- 資金を失ったり大きな損失を出したりするおそれがある
FXの仕組み
外国為替の取引(売買)を通じて、為替レート変動による差額が得られる仕組みです
海外旅行に置き換えると
出発時に交換した外貨を再び両替して円に戻す際
帰国後に円安が進んでいれば為替レートが変動した分だけ多くの日本円が戻ってきます
円高が進んでいると為替レートが変動した分だけ戻ってくる日本円は少なくなります
このようにFXでは為替レートの変動によって損益が発生します
FXで得られる2種類の利益
1.為替差益
通貨の売買により発生するキャピタルゲインのことです
1ドルが150円の時にレートが上がると予測し買いポジションを保有します
その後為替レートが155円まで上がり、そのタイミングで決済を行えば5円の利益になります
予測とは反して為替レートが145円まで下がり、そのタイミングで決済を行えば-5円の損失が発生します
為替レートが上がったり下がったりする性質を利用して差益の獲得を狙います
この場合に売りポジションの場合は5円の利益になります
FXでは1000通貨やレバレッジなどで5千円.5万円.50万円の利益を出すことも可能です
2.スワップポイント
金利差で利益が発生するインカムゲインのことです
金利が高い通貨を買い、低い通貨を売るポジションを翌日まで保有し続けると
金利差によって発生するスワップポイントを毎日受け取れます
ポジションを保有しているだけで損益が発生します
金利が高い通貨を売り、低い通貨を買うポジションの場合、逆にスワップポイントの支払いが発生します
スワップポイントは受け取るだけではなく、支払いが発生する場合もあるという点に注意が必要です
スプレッド
FX会社では取引手数料を無料と記載していますが、実際はスプレッド=取引手数料です
スプレッドとは
売値(Bid)と買値(Ask)の差でまだ実現していない損失として取引ごとに計上されます
通貨ペアによってスプレッドは異なりますが、主要な通貨ペアでは0.2銭~2銭の間です
スプレッドが2銭で1000通貨保有した場合は2銭×1000通貨=200円が計上されます
取引数量によって計上される金額が変わり、多くなればなるほど取引コストも大きくなります
スプレッド以外は手数料は基本的に無料で取引できます
レバレッジ
レバレッジという仕組みにより
担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引できるので
少額で大きな金額の取引ができます
レバレッジとは
1ドルが150円のときに1,000ドルを買おうとすると15万円が必要です
しかしFXでは最大25倍のレバレッジで取引が可能です
つまり、1000ドルを買うのに6,000円から取引ができるというわけです。
逆に言えば15万円の資金では25,000ドルを購入することができるので
為替差益やスワップポイントが発生した時の収益はその分大きくなります
もちろんリスクも驚異的です
ロスカット
レバレッジでのリスクがこのロスカットという仕組みです
ロスカットとは
ロスカットは預け入れた資金以上の損失を発生させない仕組みですが、執行された場合には資金の大半を失ってしまいます
一般的に証拠金維持率(必要な資金に対する純資産の割合)が100%を下回ると執行されます
短期間での急な価格変動などが発生した場合もロスカットが規定のレートから乖離してしまう可能性もあります
その場合は預けた資金以上の損失が発生してしまいます
- ロスカット:FX会社によって強制的にポジションが決済される
- 損切り:自分の意志でポジションを決済する
FX会社の選び方の7つのポイント
- 初心者向けのサービスはあるか(欲を言えば1000通貨で取引可能)
- スプレッド幅が狭いところを選ぶべき
- 取引ツールや自動売買システムの使いやすさ
- 取引数量や通貨ペア数の違いで選ぶのも重要
- スワップポイントが高水準のFX業者
- 金融商品取引業の免許を取得しているか注意する
- キャンペーンやキャッシュバック達を実施しているか
FX口座の開設方法
口座開設の流れ
- 公式サイトに移動する
- 申し込みフォームに必要事項を入力する
- 本人確認(KYC)を完了する
- 審査結果を待つ(目安は2.3日程度)
口座開設に必要なもの
- 顔写真付き身分証明書
- マイナンバー確認書類
- 銀行口座番号